BESSA R3A + M-HEXANON 50mm F2

ついに買ってしまった。コシナ フォクトレンダー BESSA R3A + M-HEXANON 50mm F2。いずれも新品。初心者はおとなしく新品を買うことにした。これで私も立派なカメラオタクの仲間入りです。

レンズキャップのロゴが KONICA MINOLTA じゃなくて旧 Konica で良かった。あの長ったらしいアルファベットは嫌だ。コニカがミノルタを吸収合併して実質旧コニカ側が主導権を握っているのなら、コニカミノルタフォトイメージングじゃなくてコニカフォトイメージングでいいのに。コニカ α Sweet DIGITAL でもいいと思う。

これで "ヤシコン" "コシレン" と、ドイツのブランドで日本製のカメラ 2つ揃えてしまったわけだ(フォクトレンダー発祥の地はオーストリアのウィーン)。

最後まで Nikon FM3A とどっちにするか迷った。同じ 50mm でも最短撮影距離は一眼レフの方が短い、でも Nikon FM3A 買うくらいなら Canon EOS Kiss 7 で十分だ、いや一眼レフは将来全面的にデジタルに移行すると思うからいまさら銀塩一眼レフを買うのは時代遅れだ、じゃあなぜジャンル自体が消滅しかけている銀塩高級コンパクトの CONTAX T3 を買ったのか、それは現時点で高感度や AF 合焦速度や画質や製品寿命などにおいてコンパクトデジカメより銀塩高級コンパクトの方が優れていると判断したからだ、デジタル一眼レフは時期尚早だ、ということで BESSA になった。ニッコールレンズより M-HEXANON レンズが欲しかったというのもある。ニコン一眼レフ用ニッコールレンズには例えば F2.8 と F4 の間の半絞りがなかった。

当初の予定だった NOKTON Classic 40mm F1.4 ではなく M-HEXANON 50mm F2 にしたのは、40mm では CONTAX T3 の 35mm とあまり変わらない、35mm は持っているのでファインダーに 35mm 枠はいらないので BESSA R2A ではなく R3A、R3A の 40mm 枠は広すぎて不便だが 50mm 枠ならなんとかなる、M-HEXANON は生産終了らしいし中古でもなかなか出回らないだろう、50mm F2 新品はそんなに高くない、という判断でこの組み合わせになった。

24枚撮りネガ 1 本をすべて絞り優先 AE で露出補正なしで撮ってみた。撮った日がとても天気のいい日中屋外だったので、ファインダー内のシャッター速度表示が時々見えにくかった。眼鏡をかけているのでその辺を見落としたというのもあるか。

BESSA R3A はパララックス自動補正機構で距離計と連動してファインダー視野枠が動くけれども、中央の二重像部分は動かない。フォーカスリングを近距離にするほど二重像部分は左上に来る。50mm 枠では気にならないが 75mm 枠や 90mm 枠ではかなり左上になる。でも使ってみた感じでは、50mm に限ってだが、必ずしも真ん中でフォーカスを合わせるわけじゃない。二重像の違いがわかりやすくフォーカスを合わせやすい所で合わせておいて、構図はそれから考えることが多い。ある程度絞れば広い範囲にフォーカスが合うのでそんなに気にすることもない。

それと M-HEXANON 50mm F2 ではフォーカスリングを近距離にするとファインダーの 50mm 枠の右下が少しレンズでケラレてしまう。でもほとんど気にならない程度である。

よく言われているコマ間隔の不揃いだが、確かにコマとコマの間が広かったり狭かったりする。でも 24 枚撮りの 8 コマ目くらいまでで、それ以降は大体同じ間隔で揃っている。最後の 25 コマ目がぎりぎりになってしまったが、1 コマ目をパーフォレーションの穴 1 つか 2 つ分前に来るようにフィルムを入れていれば問題なかったはずだ。

それよりすべてのコマがちょっと右下がりの斜めに傾いているのだが、これはフィルムの入れ方がまずかったのか、それともカメラ内部の長方形が傾いているのか。後者だとすると傾いていても正確な 24mm x 36mm の長方形なら問題ないと思うが、厳密に水平な写真を撮れない。前者だとすると 1 コマ撮って巻き上げるたびに調整していたということか。カメラ本体を見た感じでは長方形が斜めになっているようには見えないので前者だろうか。いずれにしても現像にもプリントにも影響ない程度である。あと 2、3 本ネガを撮ってみてどっちなのか見極める。ともかくフィルム入れるのに苦労した。巻き上げと巻き戻しは手動でいいからフィルム装填だけ HEXAR RF のようにオートローディングだと良かったな。

撮ってみて、50mm の画角の難しさを感じた。今まで 35mm で画面に何でも詰め込んでいたのが、50mm ではある程度切り捨てなければならない。でもカメラは一眼レフでもたいてい 50mm から入門するものだし、銀塩コンパクトと違って意図した所に確実にフォーカスを合わせられるので満足している。一眼レフのプレビュー機能のような被写界深度確認はできないけれども。

こうなると逆に CONTAX T3 が必要だったんだろうかと思えてくる。FUJIFILM NATURA BLACK F1.9 の方がむしろ良かったんじゃないか。

しばらくはこの銀塩 35mm と 50mm だけで行く。そしてさらに次のターゲットだが、BESSA に 28mm のレンズも付けてみたいがそれはずっと先にする。まずは以前書いたように RICOH Caplio R2 のようなワイド端 28mm からのコンパクトデジカメを来年以降。

「CAPA」 8月号表紙の宮崎あおいが Nikon FM3A ユーザーと知ってちょっと対抗心。なぜ?

追記: 2006年 5月17日

この記事がはてなブックマークに登録されているせいかアクセス解析を見ると定期的にアクセスがあるようなので、読まれているかどうかは知らないがここに追記しておく。

上に書いているコマ間隔の不揃いは最近撮ったネガではほとんど見られない。フィルムカウンター 1 の 1 つ手前から撮り始めると 24枚撮りのフィルムで 26枚撮れる。

すべてのコマが右下がりの斜めに傾いたのはフィルムの入れ方がまずかったのが原因である。フィルムのパトローネをパトローネ室に入れて巻き戻し軸を差し込み、フィルムのパーフォレーションを巻き取りスプールの爪に引っ掛けて巻き上げていく際に、フィルムが上下のフィルムガイドレールに厳密に平行に送られているか確認してから、裏ぶたを閉じる。この確認作業を忘れると、巻き戻し軸を差し込んだ時にパトローネが少し下にずれたままフィルムが送られてしまうので、すべてのコマが右肩下がりに傾いてしまうことになる。

それからこれは最近やってしまったことだが、フィルムのたるみを無くすために巻き戻しクランクで巻き戻す作業を裏ぶたを閉じる前にやったら、パトローネからのフィルム出口の突起部が裏ぶた側に少し倒れていて、それに気づかず無理に裏ぶたを閉じてしまっていた。撮影に支障はなかったが、パトローネに表記してある ISO 感度などの情報が裏ぶたのフィルム確認窓から見えにくい状態になっていた。

追記: 2006年 6月 1日

ISO 感度などの表記が裏ぶたのフィルム確認窓から見えにくかったのは、フィルム出口の突起部が裏ぶた側に倒れていたからではなかったのかもしれない。フィルムによっては見えにくいものがあるようだ。ちなみに見えにくかったのはコニカミノルタ CENTURIA PORTRAIT 400 とフジカラー SUPERIA Venus 400。Kodak ULTRA COLOR 100UC はぴったりと表記が見えた。

すべてのコマが右肩下がりに傾くというのは、フィルム巻き取りスプールがほんの少し上下に動くようになってるせいかもしれない。それでもよっぽど厳密に調べれば傾いてるかもしれないといった程度である。CONTAX T3 でネガに傷が入る現象に遭遇したのでネガを神経質にチェックする癖がついてしまった。

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