銀塩 GR の呪縛から解き放たれよ

RICOH GR DIGITAL の主な仕様:

  • 1/1.8 型有効 813 万画素原色フィルター CCD
  • GR レンズ F2.4 焦点距離 5.9mm(35mm 判換算 28mm 相当)
  • GR エンジン搭載
  • 絞り優先 AE は F2.4 – F11 まで 1/3EV ステップで設定可能(F7.1 – F11 は内蔵 ND フィルター併用)
  • 絞り羽根 7 枚
  • ISO 64/100/200/400/800/1600

どんなに頑張っても 2/3 型 CCD が限界だろう」と書いたが、それよりひと回り小さい 1/1.8 型 CCD でもいけると判断したようだ。

撮像素子交換サービスについて報道があったようだ(デジカメWatch の記事)が、1/1.8 型 CCD より大きな面積の CCD は当然入れられないだろう。それにデジカメの写真はレンズと CCD だけで撮るものではない。画像処理エンジンも重要な要素である。もしも CCD を交換するとして画像処理エンジンはファームウェアのアップデートだけで済ますのか。どうせなら画像処理チップも一緒に交換した方がいいだろう。

将来の CCD の高画素化を考えると 1/1.8 型 CCD でもいいような気がする。1/1.8 型 CCD は 4 年前は有効 400 万画素が上限だった。28mm 相当の広角単焦点は銀塩でも被写界深度を深くした撮影が多いだろうし、大きな面積の撮像素子は必要ないだろう。APS-C サイズとか 35mm 判フルサイズとか、銀塩カメラの感覚にとらわれすぎである。デジタルカメラは銀塩カメラの代替ではなく、銀塩カメラに従属するものでもない。銀塩カメラとは別物の新しい形態のカメラと思った方がいい。銀塩・デジタルそれぞれの長所・短所をよく考えてみてそう思う。

前に「高性能・高画質の画像処理エンジンとセットでなければならない」と書いたが、「GR LENS × GR ENGINE」とレンズとセットで画像処理エンジンもアピールしてきた。デジカメはレンズだけでなく画像処理エンジンも重要である。デジタルでは GR レンズ と GR エンジンのセットで新たな GR ブランドを築いていってほしい。小さな面積の撮像素子のもう一つの不利な点、「ダイナミックレンジが狭い」と言うのか、白とび・黒つぶれが起きやすい問題にこの GR レンズ・GR エンジンでどう対処しているのか興味がある。

ISO 400/800 で銀塩並みの画質が得られるか」どうかは公正中立なレビューが出てみないとわからない。プリントについては各人がどうにかするしかないだろう。8月上旬だったか CANON iMAGE GATEWAY 会員対象のアンケートに、モニタのキャリブレーションはどうしているか、という質問項目があった。自分好みの発色にしたいならそこまでしなきゃならないのか。僕は今はまだ撮影技術の向上に努めている最中なので、一枚一枚の写真の発色に執拗にこだわっている暇はない。デジカメ写真のプリントは DPE 任せ、その発色に不満なので銀塩に回帰した。

28mm 単焦点で実売 8万円でも買うのはよほど高画質に執着していて GR を信頼していてお金のある人だと思う。僕のブランド物への欲求は銀塩で CONTAX T3 と M-HEXANON で満たされたのでもういらない。ほぼ同時に発表された Canon PowerShot S80 も 28mm からである。Caplio R3 は拍子抜けだった。Caplio R2 のテレ端を 135mm から 200mm に延長して手ブレ補正(CCD シフト方式)を内蔵しただけに見える。

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