まずは高感度、それから手ブレ補正

写真を撮る場合、一般にレンズの 1/<焦点距離>秒以下のシャッター速度を確保しないと手ブレすると言われる。デジカメなら 35mm 判換算 28mm 相当の画角で撮るなら 1/30 秒でもギリギリ手ブレしないが、200mm 相当の画角だと 1/125 秒でも手ブレする恐れがある。本当なら 1/250 秒くらいを確保したいところだが、フィルムの ISO 感度やレンズの開放 F 値の関係で確保できない、という時のために 1/250 秒より 2段〜3段遅い 1/60〜1/30 秒でも手持ちで手ブレせずに撮れるようにしたのが、本来の手ブレ補正技術の目的だろう。だから Canon の IS も Nikon の VR も主に望遠系レンズに搭載されてきた。

デジカメの場合低い ISO 感度で撮るのが一般的なので、28mm 相当で 1/30 秒は確保できないが手ブレ補正機能があるのでそれより 3段遅い 1/4 秒でも手ブレせずに撮れる、といったシーンでも、そこまで遅くなるとたいてい被写体ブレするだろう。だから松下電器のコンパクトデジカメの TVCM で「Ayu は、28mm」と言って同時に手ブレ補正機能もアピールしているが、28mm で手ブレ補正を使うのは邪道と思う。ストロボ発光で被写体を白飛びさせたり背景を真っ暗にしたくないなら三脚使ってスローシンクロ撮影するか ISO 感度を上げるべきである。

もっともデジカメはコンパクトでも一眼レフでも画素数が増えて高精細になりつつあり、画像をパソコンのモニタで等倍で表示させると大きくなるので、レンズの 1/<焦点距離>秒以下のシャッター速度で撮ってもほんの微細な手ブレが気になるのかもしれない。そんな微細な手ブレでも吸収して補正できているのかどうかは知らない。

最近のデジカメはコンパクトから一眼レフまで手ブレ補正機能搭載をアピールするものが増えてきたが、レンズシフト式(光学式)であれ CCD シフト式であれ、本来は中望遠より長い焦点距離で活用するものである。28mm なり 35mm なりで手ブレしそうなら ISO 感度を上げる。だから手ブレ補正機能があれば高感度撮影時のノイズ処理や画質が駄目でもいいというものではない。まずは高感度でのノイズ低減と画質向上、それから手ブレ補正、と考えるべきである。

次に買うコンパクトデジカメを検討する上で、これまでは高感度に強い FUJIFILM FinePix F30 と手ブレ補正機能搭載の Canon IXY DIGITAL 800 IS に注目してきた。次に買うのはワイド端 28mm 相当からと決めているので、FinePix F30 のワイド端が 28mm だったら……と思っていたところへ同じ CCD を採用した FinePix S6000fd が出た。いっそのことネオ一眼に行っちゃおうかとも考えたが、EVF(電子ビューファインダー)に慣れるかどうかよりも、「ネオ」とはいえ「一眼」を名乗りながらアクセサリーシューが無く外部ストロボとのシンクロができない、ネオ一眼でありながら液晶モニタが可動式じゃない、ということで却下。高感度時のノイズを低減したという()RICOH Caplio R5 とワイド端が 28mm になった Canon IXY DIGITAL 900 IS を検討する。

リコー、手ブレ補正7.1倍ズーム搭載「Caplio R5」 (Impress デジカメWatch)

ところで FinePix S6000fd の顔検出機能、店頭デモ機を触ってみると確かに写真のサルの顔は検出しないが、そばにある FinePix Z3 の広告の蛯原友里の顔も検出しなかった。FinePix F30 の方はたいてい検出するけれども。Z3 のエビちゃんはサル同等ということか。こういうのを見ると、じゃあ 28mm の花嫁のでっかいポスターはどうなのか、フィギュアやリカちゃん人形はどうなのか、Pivi の広告でパンダやうさぎの着ぐるみを着ている堀北真希はどうなのかとか、いろいろ遊んでみたくなる。

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