泣けない、アツくならない、めんこくない

ちょっと! ちょっとちょっと! 奈津子と亜希子の出番が少ないぞ! でも来週はもう観ないぞ! 案外似てない双子だなと思ったら俺もゆずとみかんを間違ってたぞ!

「鉄板少女アカネ!!」(TBS系日曜 21時〜)、「喰いタン」とかのモデルケースがいくつもあるはずなのに何でこんなにつまらないのだ。「一鉄」が真っ赤になって龍が舞っても別にいいんだけど、毎回定番のセリフの「アツくて悪いか!」が効果的に使われていたのは第 1 話だけであった。テツワゴンに乗って全国各地へ行くなら日記くらい書いたらどうか。「明日思い切って告白してみようと思う」とか。振られて一人だけ帰ったらまずいか。

脚本監修が「ドラゴン桜」(2005年 7月〜 9月 TBS系)の秦建日子。「ドラゴン桜」もそうだったけど、人物相関に奥行きがない。どっちも原作を尊重したのかもしれないが、人物相関ってのは違った視点から見ると違った人物像が見えるようにすれば面白くなると思うんだけど、どっちも悪役は一点の共感の余地もない悪役で、主人公とその周辺の味方はほとんど疑う余地のないいい人。平板なんだよ。少年マンガ以下。龍山高校の教師は長谷川京子を除いて全員どうしようもないダメ教師で、理事長も全然頼りなくて、双子の弟だけを徹底的にえこひいきする母親とか、そこまでひどい母親いねえよ。原作はそろそろセンター試験のようだが、特進の生徒に必修科目の履修漏れはなかったんだろうか。情報とか。

ただ TV ドラマ版「ドラゴン桜」は人物相関の平板さを除けば、セリフのやり取りに稚拙さも不自然さも感じられずしっかりしていて、若手の脚本家ではないなと思った。「アンフェア」(2006年 1月〜 3月 フジテレビ系)の原作・脚本というのは最近知った。結末で東大合格者のうち一人が入学せずアルバイトしながら弁護士を目指すというのも、「人生変えたきゃ東大行け」は言葉の綾であって、東大行かなくても人生は変えられると解釈したんだろう。それには賛同できる。別に大学行かなくても例えば美容師でも花屋でもクリーニング屋でも、自分の仕事に誇りを持ててそこそこ生活していければそれでいいと俺は思う。原作が単なる大学受験ノウハウの絵解きに堕しているのなら、結局は学歴信仰で勝ち組の仲間入りしたいだけなんだろう。

もう一つ「ドラゴン桜」を観て思ったこと。長澤まさみが演技で自己アピールし過ぎだな、自分は演技できるってアピールするのはいいけど、それじゃ他の役者を喰っちゃってるよ、山下智久やら小池徹平やらがかわいそうだよ、と思った。東宝シンデレラに 6分の1の役は無理だったようだ。今回の「セーラー服と機関銃」(TBS系金曜 22時〜)は主演なんで思う存分やれていいね。これは長澤まさみとそのファンのために作ってるようなドラマで、7話で終わるのが惜しい。いつも斜めに曲がってるメガネが良かったのに第 3 話からはコンタクトレンズですか。あの声や喋り方は好き嫌いが分かれるかもしれないが、ドラマと関係ないけど自分の髪型をなすびのヘタって、冗談がお上手ですねお嬢ちゃん。

「鉄板少女アカネ!!」に戻ると、第 3 話で北海道でカニブームでカニの先物取引って、じゃあ原油価格の高騰を招いた原油の先物取引って、原油ブームだったんだべか。「これからは原油だ!」とか。そったら事ねえべ。俺の実家は北海道の農家だがイモの事はよくわかんねえ。イモもちは我が家ではお汁粉に入れます。米のもちを入れることはほとんどありません。カボチャもちの汁粉もうめえど。それからカニを子供 3人がうまそうに食べていたが、北海道の人はあまりカニを有難がりません。高級食材だからではなく、逆にいつでも食べられるからでもなく、カニが大好きという北海道人を見かけたことがありません。食べるの面倒くさいし。俺の周囲に金持ちがいないからかな。カニカニ言ってとにかくカニを食べたがるのは内地の人だべさ。

6月下旬の「トリビアの泉」も見たし、このドラマ放送前の「月光音楽団」も見たし、あんなにめんこいめんこい思ってた堀北真希がなんもめんこくねえのさ。なしてだべ。

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