AGFAPHOTO vista 400 で紅葉

直前の記事で触れた 2年前に使用した AGFA vista 400 について、2年前の記事では「30年前のカラーネガのような発色か、30年たって写真が褪色したような感じ」と書いたが、あれはちょっとおおげさだったように思う。直前に使った Kodak GOLD 200 が鮮やかだったんでそれとの比較でそう感じたんだろう。まだ銀塩カメラを使い始めて半年ちょっとだったので、まだいろんなフィルムを使ってなくてよく知らなかったというのもある。それに CONTAX T3 のツァイスレンズは期待した色にならないことが多くてやっかいである。あくまで個人的な印象だが。最近では Kodak ULTRA COLOR 400UC が緑の強い不自然な色になった。100UC で M-HEXANON では Kodak GOLD と違う鮮やかさで、特に赤が鮮やかでいいと思ったんだけど。

2年前の AGFA vista 400 は CONTAX T3 だったが、今回の AGFAPHOTO vista 400 は M-HEXANON で撮って Kodak の DPE で現像同時プリントしてもらった。何だか暗い部分が青みがかっているような気がするが、それを除けばとても鮮やかでいいと思った。フジカラー SUPERIA Venus 400 よりは Kodak SUPER GOLD 400 に近い傾向の発色で、SUPER GOLD 400 よりも鮮やかかもしれない。暗い部分が青みがかっているといってもコニカミノルタ CENTURIA PORTRAIT 400 のように緑の部分が青緑色になるわけではなく、独特の雰囲気として受け入れられるものである。そして黄色が鮮やか。今年の紅葉が美しいというのもあるか。ともかくこの色なら十分ありなんでもっと多くの店で販売してほしい。現状では DPE に出すとビックカメラの店員でも一瞬戸惑わせるこの AGFAPHOTO のフィルム、次は Kodak でなく富士フイルムの DPE でプリントしてもらったらどうなるか試してみる。

これまで紅葉や桜を撮ったネガフィルムではコニカミノルタ CENTURIA SUPER 400 と Kodak ULTRA COLOR 100UC が好みの色になった。普通に鮮やかな色を得たいならフジカラー SUPERIA Venus 400 とかが無難なんだろうが、どうせ写真というのは嘘を写し取るものだと俺は考えているので、自分の記憶とはちょっと違う色の方が好きである。CENTURIA SUPER 400 は 200 と比較すると意外と派手な色で、晴れた日のお昼なのにまるで午後のやわらかい日差しのようになったことがある。今年の紅葉は一生で一回きりだが、過去の記憶なんて自分の頭の中ですら変化していくもの、面白いフィクションを撮れた方がいいと思っている。AGFAPHOTO vista 400 はそこそこ面白いフィクションを撮れた。

ところで Tokyo gratzy (トーキョー グラティシー) PARADE100 なんてフィルムがあるそうだが、粗悪品らしいので無視。「PHaT PHOTO」2007年11-12月号付録の RAINBOW 7 も無視。

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