デジカメ写真も銀塩写真もプリントでがっかり

趣味としての写真やカメラにそれほど深くはまっていない人にとっては、プリントこそ写真、と考えると思う。ましてや写真に関心のない普通の人にとっては、「写真」と聞けばまずプリントされたものを連想するだろう。

コンパクトデジカメで写真を撮ったら CANON iMAGE GATEWAY 経由で「Digipri」や「オンラインラボ」でプリントしてもらうのだが、プリントを見てがっかり、なんてことが時々ある。

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これは昨年 8月に撮ったものだが、花びらと中央のめしべが見分けにくいほどに赤黒く塗りつぶされてしまった。ただオリンパス μ780 になってからは、ハイビスカスの赤が実物とずいぶん違う色になってしまっている、なんてことはなくなったようだ。キヤノン PowerShot S30 ではデジカメやパソコンの液晶モニタとも違う赤にいつもプリントされてしまって半ば諦めていたのだが。

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これは今年 4月の記事でアップロードしたフクジュソウだが、白飛びしないよう「顔検出逆光補正機能」(現在の「顔検出パーフェクトショット」の前身、「顔検出 AF」は非搭載)をオンにして、さらにマイナス補正して注意して撮ったのに、プリントはほとんど濃い黄色に塗りつぶされて、階調が失われてしまっていた。

確かに L 判 1枚 15円のプリントだから安かろう悪かろうなのかもしれないが、パソコンのモニタではそこそこきれいに見えているのにプリントすると違う感じに塗りつぶされてしまうのなら、プリントしない、となってしまう。業者にプリントしてもらってこれだから家庭用インクジェットプリンタを買って自宅でプリントすれば解決するとも思えない。モニタのカラーキャリブレーションしてプリンタのプロファイル作成なんてそれなりにお金と手間がかかるしプロのやることだろう。そこまでして写真にこだわる気はない。でもせっかく写真を撮ったはずなのにほとんどプリントしないとなると、それはもはや「写真」ではない。全然撮りがいがない。画像データの記録媒体が HDD であれ CD-R であれ、電気製品と電力がなければ見られない。まあビデオカメラで家族を撮った場合もそうなんだけど。

実家に行くと自分の幼い頃の写真はもとより、父親の若い頃や戦時中の写真も残っていたりする。そうやってプリントすれば50年でも100年でも残るのが写真の良さじゃないのか。動画の場合 8mm フィルムより VHS、VHS より DVD-R の方が経年劣化が激しく長年の保存に向かない。写真のプリントか絵が最も記録に向いているだろう。その写真のプリントの質がデジタル化で落ちたのでプリントしないとなると、大事な記録が残らなくなる恐れがある。その写真が記録として大事かどうかは現在を生きる我々が決めることではなく、未来の人々が決めることである。そう考えると無駄と思ってもできるだけプリントした方がいいだろう。

デジカメがオリンパスなので CANON iMAGE GATEWAY じゃなくて olio photo はどうかと思ったこともあったが、フォトカードはどれも高いし改めて会員登録しなきゃならないのが面倒。オリンパスズイコークラブ/FotoPus に会員登録してるんだからそのまま利用できればいいのに。オリンパスイメージングとは別会社の行っているサービスだから駄目なのか。でも CANON iMAGE GATEWAY 経由の「Digipri」「オンラインラボ」は住所等を追加で随時知らせるだけで利用できる。「Digipri」は「パレットプラザ」などの店も運営している株式会社プラザクリエイトのサービスで、「オンラインラボ」は旧「百年プリント@コニカミノルタ」、カメラのキタムラの100%子会社の株式会社ピクチャリングオンラインのサービス。どちらもキヤノンの関連会社ですらない。FotoPus を見ていたら「DPE宅配便」というサービスがあって L サイズ 1枚 12円からという。これはマイアルバム株式会社のサービスでもちろんオリンパスとは無関係の会社。

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この写真はまだプリントしてもらってないが、こういう階調のある写真はプリントでもできるだけこのままを再現してほしいところ。今年はなぜか黄色い花に惹かれて黄色ばかり撮っていた。黄色いボタン(牡丹)というのは珍しいそうだ。これは 6月の写真。そして今は紅葉の季節なのでイチョウの黄色。

この黄色い牡丹は銀塩ネガの Kodak PORTRA 160NC でも撮った。現像同時プリントを見たらそれなりに階調は出ていたが、一部白飛び気味だった。黄色だから白飛びしやすいというのもあるが、コダック純正仕上げの現像同時プリントはデジタルプリントになってから白飛びしやすくなったとか画質が悪くなったという話がある。160NC/160VC とも白飛び気味のプリントが多かった。軟調なネガなのに白飛びとは俺もまだまだだなとか思ってたら。発色はどちらも彩度控えめで渋くていいんだけど。そういえば AGFAPHOTO vista 100 も同じくコダックで現像同時プリントしてもらったら大幅に白飛びしているものがあった。

コニカミノルタ CENTURIA SUPER 400 は赤がきれいに出るので紅葉の季節に、と思って最後の一本36枚撮りをもう撮ってしまった。コダックのサイトを見たら ULTRA MAX 400/800 が販売終了とあったので、ヨドバシカメラに 400 の12枚撮りが一本だけ残っていたので買った。後は Ektar 100 の日本での販売開始がいつになるかだな。

コダック 世界で最も微細な粒子のカラーネガフィルムを提供 (コダック、2008年 9月10日)

Kodak のリバーサルフィルムはまだ一度も使ったことがないが、販売終了になりそうなものがいくつかあるらしいのでそれらも買っておきたい。それから富士フイルムの海外向けカラーネガ、FUJICOLOR PRO 160C / PRO 400H も買った。今年初めに Ferrania Solaris FG PLUS を買ったのと同じ店で。フィルムのストックばかり増えていく。

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最後に、7月の記事で「花の小さい品種ではありません」と書いたバラ、やっぱり小さい花でした。

追記: 11月19日

『コダック プロフェッショナル エクター100 カラーネガフィルム』新発売のご案内 (コダック、2008年11月)

来年 1月中旬発売予定という。それより「VISION Film technology」が「VISOINフィルムテクノロジー」になっていたり、エクター100のはずなのに「ポートラ 400NC」と書いてあったり、相変わらず誤記の多いニュースリリースだ。いつから「コダツク」になったのか。「キヤノン」「富士フイルム」「アグフア」に合わせたのか?

ULTRA COLOR 100UC が今年12月までで販売終了とのことで、Ektar 100 はこれの後継製品という位置づけのようだ。

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