フィルムの「生きた証」

ここ数年、銀塩 135 フィルムの販売終了、改良や後継製品への置き換え、新製品や輸入製品の販売開始など新陳代謝が激しい、と先週土曜日の記事で書いた。その推移について、135 判カラーネガとリバーサルフィルムに限って、自分が記憶していて追跡できたものを以下に列挙する。銀塩写真に戻って来たのが2005年なのでその年から。

2005年
数量限定発売: 富士フイルム fortiaSP(前年2004年は fortia が数量限定発売)
販売終了: AGFA のフィルム
販売終了: Kodak High Definition 400

2006年
新製品: 富士フイルム PROVIA400X
名称変更: Kodak MAX beauty 400/800 → ULTRA MAX 400/800

2007年
販売終了: Kodak Kodachrome 64(KR)/64 PROFESSIONAL(PKR)…国内現像も12月終了
新製品: DNP CENTURIA 100/200/400
後継製品: 富士フイルム SUPERIA100 → FUJICOLOR100、SUPER400FT → SUPERIA X-TRA400
新製品: AGFAPHOTO vista 100/400、CT precisa 100
新製品: 富士フイルム Velvia50
新発売: Ferrania Solaris FG PLUS 100/200/400/800

2008年
販売終了: コニカミノルタのフィルム
販売終了: Kodak ULTRA MAX 400/800
改良: Kodak PORTRA 400NC/400VC
新発売: 富士フイルム PRO 160C、PRO 400H、PRO 800Z(海外向けカラーネガが一部店舗等で流通、参考リンク)
販売終了: Kodak Ektachrome 64 PROFESSIONAL(EPR)/100 PROFESSIONAL(EPN)

2009年
後継製品: Kodak ULTRA COLOR 100UC → Ektar 100
販売終了: Kodak ULTRA COLOR 400UC
後継製品: 富士フイルム SUPERIA Venus400 → SUPERIA PREMIUM400
販売終了: Kodak EKTACHROME E100GX
販売終了: DNP CENTURIA 100/200/400

この中の販売終了製品で撮ったことがないのは fortia、fortiaSP、High Definition 400、Kodachrome か。AGFA 本家のフィルムも vista 400 しか撮ったことない。

コニカミノルタ CENTURIA SUPER 400 や AGFAPHOTO vista が気に入って何本も買ってしまったせいか、昨年 1月に買った Ferrania Solaris FG PLUS にまだたどりつかない。有効期限がやってくる順番に撮っているが、今年中にあと10本撮らねばならない。うち 8本が36枚撮りで、24枚撮りと12枚撮りが 1本ずつ。もともとそんなに大量に撮る方ではないので使い切れるかどうか。24枚撮りの DNP CENTURIA 200 と12枚撮りの Kodak ULTRA MAX 400、どっちもいらなかったな。ULTRA MAX が MAX beauty の改良でなく名称変更でしかないのを知らなかった。

エイ出版社(※)の「CAMERA magazine no.9」という本に Ferrania Solaris FG PLUS 100 のレビューが載っていた。黄色が強い印象、などと書いていたと思うが、それはいわゆるヤシコンレンズで撮ったからではないのか。作例は CONTAX Aria + Distagon T* 28mm F2.8 だったと思う。立ち読みした記憶だけで書いてるので間違いがあるかもしれない。でもネットでも似たような意見を見かける。青いという話も聞いたことがある。100 が黄色くて 400 が青いんだったら、箱の色に合わせた発色になってるのか?じゃあ 200 はピンクなのか?全部今年中に撮る予定なので自分で確認するけど。

昨年10月に買った富士フイルムの PRO 400H と PRO 160C は来年になる。今年は富士フイルムのネガもリバーサルも 1本も撮らないので(DPE には出すと思うが)富士フイルムの宣伝をしておく。

富士フイルム「“PHOTO IS”10,000人の写真展2009」開催 日本最大級の参加型写真展、3月26日より募集開始! (富士フイルム、2009年 3月18日)

http://photo-is.jp/

堀北真希が NATURA CLASSICA を持っているが、どうせなら GF670 Professional 持たせとけば良かったのに。もちろんそれで写真を撮ってもらって、その写真展に参加してもらうと。

携帯性に優れた、蛇腹折りたたみ式の軽量・コンパクトボディを実現!中判フィルムカメラ「GF670 Professional」新発売 (富士フイルム、2009年 1月28日)

ニュースリリースにもリンクを張るのは販売終了後も参照できるようにである。限定5000台とあるが、KLASSE W も KLASSE S も当初はそれぞれ限定8000台だった。KLASSE W BLACK が出てから限定とは言わなくなったようである。

高性能高級フィルムコンパクトカメラ「KLASSE W」 新発売 (2006年10月30日)

高性能高級フィルムコンパクトカメラ「KLASSE(クラッセ)S」 新発売 (2007年 3月15日)

高性能高級フィルムカメラ「KLASSE(クラッセ) W ブラック」 新発売 (2007年11月12日)

GF670 Professional は30万円と言われていたが、実売19万円台で予約受付されているようだ。D700 や EOS 5D Mark II よりは安いよな。

ところで俺は直前の記事でも昨年10月の記事でも、日常の記録としての写真というのを重視しているが、こんな文章を見かけた。

【コラム】Photologue – 飯沢耕太郎の写真談話 (36) 活躍する女性写真家たち(2) (マイコミジャーナル、2009年 4月20日)

そういえば俺も大学生だった1990年代前半、いわゆるアート系の雑誌をなぜか時々読んでいた。本当は映画関係に関心があったんだけど。その過程で荒木経惟の『センチメンタルな旅・冬の旅』に出会ったどうせ写真というのは嘘を写し取るものだ、というのもアラーキーの「偽」的な発想なんだけど、それは別としても、俺の撮る写真は「女の子写真」「ガーリーフォト」に近いのかもしれない。世代も同じだし。

※ 「エイ」は「木」偏に「世」と書く字だが、この字は JIS 第3・第4水準(および JIS 補助漢字)に含まれる漢字なので、閲覧者の環境によっては見えないかもしれないのでここではカタカナ表記にした。

追記: 5月 6日

2008年の販売終了に Kodak EPN を追加した。入手できなかったので忘れていた。

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