去りゆく Opera へ贈る言葉

Opera 10.51 for Windows の設定(Ctrl+F12)の「一般設定」タブにおいて「起動時の動作」は「前回終了時の状態を復元する」にしてあって、これはデフォルト設定のままだと思う。ブラウザ終了前に「個人情報の削除」を実行すると「Speed Dial」になるのでその状態で終了したり、あるいは「戻る」ボタンで最初の「Speed Dial」まで戻ってブラウザを終了したりしているのだが、その「戻る」ボタンの動作もしくは「戻る」機能がおかしい。


「戻る」ボタンと言ってもこういうボタンに入れ換えていて、右の三角を押してドロップダウンするリストを見て、戻りたい所まで戻ったり、いちばん最初の Speed Dial まで戻ったりしているのだが、戻りたい所を選択したはずなのにそこに戻らず他のサイトに戻ったりする。

「個人情報の削除」においては「ページの表示履歴をクリア」のチェックを外していて、履歴はいつも削除しないようにしている。

例えば Speed Dial → サイトA → サイトB → サイトCと進んで行って、いったん最初の Speed Dial に戻り、そこから次にサイトDに行ったとする。サイトDから「戻る」ボタンを押せば Speed Dial に戻るはずだが、なぜかサイトAやサイトB、サイトCのうちいずれかが表示されることがある。「戻る」ボタンでなく Alt+←キーでも同じである。

Speed Dial → サイトA → サイトB → サイトCの次に「個人情報の削除」を実行して(履歴は削除してない)、Speed Dial → サイトDと進んだ場合でも、「戻る」ボタンでやはりサイトAやサイトB、サイトCのいずれかが表示されたりする。3つのうち 1つでなく 2つ以上の場合もある。上の画像で示した右三角付き「戻る」ボタンのドロップダウンリストを見ると、これも 3つのうち 1つ以上が Speed Dial との間に出てくる。で、間にあるそのサイトを選んでも表示されずに Speed Dial まで戻ることもある。

Opera 10.51 Build 3315 International、OS は Windows XP SP3 である。

Microsoft、欧州IEユーザー向け「Webブラウザ選択画面」提供開始へ (ITmedia News、2010年 2月22日)

Windows 版 Opera 10.50 以降はこれのスケジュールに間に合わせるためにバージョンアップを急いだと言われている。ヨーロッパでは Internet Explorer が独占禁止法違反とされて、IE 以外のブラウザが選択される機会が増えたのでこれを機にシェアを高めたいということであろう。でもこんな不具合を抱えたままで選択されたとしても、かえってイメージダウンにならないか。

Opera 10.50 for Windows は一部の日本語サイトで日本語フォントの表示が醜いなどの問題があったが、これは 10.51 で修正された。この「戻る」機能の不具合も日本語版 Windows XP SP3 のみで起きるのならヨーロッパではダメージを受けないのだが、そうとも思えない。10.10 のままで良かったんじゃないか。Opera for Linux は現時点でまだ 10.10、10.50 が「近日中に公開予定」となっている。

これまで Linux では Firefox、Windows では Opera を使ってきたが、今回の不具合を見て Windows も Firefox 3.6.2 に乗り換えようかと思った。でも一度入れてしまったものを削除してもレジストリに情報が残ってしまうだろうし、深刻な不具合ではないのでしばらくは Opera で行くことにする。デジカメで写真を撮らなくなってから、Windows では Opera しか使ってないという状態になっている。

Opera には今でも「Opera として認識させる」「Firefox として認識させる」「Internet Explorer として認識させる」という機能があるが、Gecko レンダリングエンジンの Firefox だけでなく WebKit(KHTML)の SafariGoogle Chrome も一定のシェアを持っていて安定動作している現状を見ると、Opera のこの機能はもう不要なんじゃないか。もはや Web サイト側が IE だけを想定して書かれ、ブラウザも IE に合わせる時代は終わった。

Debian GNU/Linux 5.0 lenny を使用しているのだが、Iceweasel(Firefox の別名) 3.0.6、現時点で xulrunner 1.9.0.18 であるから Firefox 3.0.18 相当と思われる。3.0.x は次に出る 3.0.19 が最終版とのこと。Debian 6.0 squeeze がいつ安定版になるか怪しくなってきたので、Google Chrome for Linux Beta を入れて使い始めた。WordPress.com や Twitter など ID とパスワードでログインするサイトは Iceweasel で、その他は Google Chrome で見るようになった。タブはできるだけ少なめに、不要になったらすぐ閉じて、拡張機能は AdThwart だけ。「戻る」ボタンを"長押し"すると上の Opera のようにドロップダウンリストが出るようになった。設定項目が少しずつ増えていって管理しやすくなっていくのが手に取るようにわかる。

追記: 3月31日

結局 Opera for Windows は削除して、QuickTime Player が既に入っているので、Apple Software Update から Safari 4.0.5 for Windows をインストールしてしまった。

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