Twitter クライアント渉猟

自分の Twitter と Identi.ca の「プロフィール」を見ると、よくもまあこんなにいろんなクライアントを試したものだと思う。

最近は主に Identi.ca に投稿してそれが Twitter に自動転送されるようにしているが、Twitter アカウントに返信が来たり followers(「フォローされている」)が増えたりもしているので、Identi.ca と Twitter の両方のアカウントを確認している。現在使用しているのは

  • Chromed Bird (Google Chrome 拡張機能、Identi.ca のみ、Linux)
  • Echofon (Firefox アドオン、Twitter のみ、Linux)
  • qTwitter (Identi.ca と Twitter の両方、Windows)

この 3つ。ブラウザの拡張機能やアドオンはどの OS でも使えるし、qTwitter はオープンソースで Linux 版、Mac OS X 版もある。

過去に使用したのは以下の通り。一度も投稿しなかったものもある。

  • TwitterBar (Google Chrome 拡張機能)
  • Twitter Opera widget (Opera ウィジェット)
  • HootSuite
  • Seesmic Web
  • IdentiFox (Firefox アドオン)
  • Pidgin と pidgin-microblog プラグイン
  • Qwit

●TwitterBar (Firefox アドオン、Google Chrome 拡張機能)

Google Chrome で使った。これは投稿のみ。自分のタイムラインも Mentions/Replies(以下「返信」と表記)も Direct Messages/Private Messages(以下「DM」と表記)も確認できない。OAuth 認証でログインする。

●Twitter Opera widget

Opera 10.50 for Windows 以降はウィジェットが Opera から独立して動く。つまり単体のアプリケーションのように、Opera を起動することなくウィジェットだけを起動して使える。のはいいのだが、Windows の標準ブラウザを Internet Explorer にしていると URL やハッシュタグなどのリンク先を IE で開いてしまう。標準ブラウザを IE 以外にしてはいけない、というのが昔からの常識だが、今は他のブラウザにしても問題は起きないのだろうか。起きると嫌なのでずっと IE のままにしている。それはともかく Opera と共にこれも削除してしまった。

●Echofon (Firefox アドオン)

自分のタイムラインと返信と DM を確認できる。短縮 URL サービスには対応してない。最近は OAuth でログインしているようだが、インストール後アカウント設定して最初のログインの時に何やらエラーメッセージのようなものが出る。でもログインできている。で、後でブラウザから twitter.com に通常のログインをして管理画面の「設定」→「外部アプリ」を見ると Echofon がいつのまにか追加されている。こういうのはまずいんじゃないか。Twitter を始めて最初に使うクライアントが Echofon Firefox アドオンという人も多いだろうし。

OAuth 認証というのは、最初に twitter.com のログイン画面に行かされてアカウント名とパスワードを入れて、「拒否する」「許可する」というボタンのある画面に行って「許可する」ボタンを押して、そうして「外部アプリ」に登録されて使えるようになるものである。WordPress.com からの自動投稿を許可する時もそうだったし、ココログの「クロスポスト機能」を利用する場合もそうであろう。そういう面倒ではあるが正規の手順を踏んでほしい。昨年夏にスパム DM というのがあったそうだが、Echofon の OAuth ログインはスパム的とも言える。

HootSuite

これは Web アプリケーション。Twitter だけでなく WordPress.com にも対応しているというので使ってみた。でも WordPress.com も140字制限での投稿しかできないようだ。Twitter と同じ内容のつぶやきをブログに投稿してどうする。投稿済みのブログ記事の編集もできない。そりゃそうだ、Twitter は過去ログを編集できない仕様だから。Facebook にも対応しているようだがそちらはどうなのだろう。

それと HootSuite は OAuth 認証に対応してないので、hootsuite.com に Twitter と WordPress.com のパスワードを渡さなければならない。将来万が一パスワードが漏らされたりするとまずいので、HootSuite のアカウント削除後にこれらのパスワードを変更した。結局一つも投稿しなかった。

Seesmic Web

これも Web アプリケーション。デスクトップアプリケーションもあるが、Adobe AIR か Microsoft .NET Framework を必要とするのでやめた。Twitter クライアントにはこの 2つのどちらかを必要とするものが多い。大きなソフトウェアをインストールしたくない。とすると必然的に選択肢は限られてくる。

Seesmic Web はまず OAuth 認証でログインし、その後自分の設定を保存するためにアカウントを作成する。日本語メニューにもできるが訳が変なので英語のまま使っていた。ある日自分のアカウントの情報を見ていたら、Favorites(お気に入り)には一つも登録してないのに 1 と表示されていたので、試しに Seesmic Web から自分のツイートのうち 2つほどをお気に入りに登録してみて、いったんログアウトして再びログインし、それら 2つをお気に入りから解除してみて、またログアウトしてログインして、自分のアカウントの情報を見たら Favorites が 6 になっていた。それでひとまず使用を中止することにして「外部アプリ」から削除した。Identi.ca にアカウントを作ってそっちに投稿して Twitter に自動転送するようにしたから、というのもある。

ところで Seesmic Web で作成したアカウントを削除したいのだがやり方がわからない。登録したメールアドレスの変更だけでもしたいのだが。Seesmic からのメールは受け取らないようにしたので、もしかしてメールアドレスは必要なかったんだろうか。

Seesmic は Ping.fm を買収したそうだが、Seesmic Web が Ping.fm 経由でなくダイレクトに Identi.ca に投稿できるようになって、なおかつ Identi.ca の Group 機能などにネイティブに対応する日は来るのだろうか。あまり期待できない。

●IdentiFox (Firefox アドオン、Identi.ca のみ)

ここからは Identi.ca で使ったクライアント。ただしこの IdentiFox 以外は Twitter にも対応している。

上記の Echofon の前身である TwitterFox をベースに作られたものらしい。機能は Echofon とほぼ同じで、OAuth ログインではない。まだ開発版という位置付けのようで、確かにインストールしてアカウント作成して最初のログイン直後はログアウトできない。そのままいったんブラウザを終了して再起動すると当然まだログイン状態になっているが、ログアウトできる。ちなみにブラウザは Debian GNU/Linux 5.0 lenny の Iceweasel 3.0.6、xulrunner 1.9.0.19 なので Firefox 3.0.19 相当である。

●Chromed Bird (Google Chrome 拡張機能)

Google Chrome for Linux BETA は現時点で 5.0.342.9。Chromed Bird も自分のタイムライン、返信、DM と検索ボックスもある。ただ Twitter ではどうか知らないが、Identi.ca ではいちいち OAuth 認証の画面を新しいタブで開いて「Allow」ボタンを押してログインする。短縮 URL サービスの bit.ly を利用できる。Notice(Twitter における Tweet)の固定リンクが Twitter の書式になっていて、クリックしても「Unknown page」となったり、Group がクリッカブルになってなかったりとまだ不完全な点はいくつかあるが、今のところ不便を感じてない。

Pidgin と pidgin-microblog プラグイン

Pidgin は Twitter クライアントでなくオープンソースの Instant Messaging クライアント。Identi.ca は Jabber/GTalk からの投稿もできるということで調べていたら、pidgin-microblog というプラグインを使えば IM のアカウントを使わずとも投稿できるらしい。ということで使ってみたのだが、Pidgin をいったん終了してしまうと、受信したタイムラインは過去ログに行ってしまう。そうなると返信も ReTweet もできないようだ。自分のツイートをすることしかできない。もしかしたら使い方をわかってなかったのかもしれないが。

pidgin-twitter というプラグインもあるが、これは Google Talk のアカウントを介して使えということらしい。Twitter は知らないが Identi.ca はもともと Google Talk から投稿できるので、Windows ならば Google Talk をインストールして使えばいい。Linux で普段 Pidgin を使っているなら pidgin-twitter もいいかもしれないが。

●qTwitter

Debian squeeze や Ubuntu なら Gwibber という Twitter クライアントがあるけど、これが Windows に移植されてたらなあ。などと考えていたら、そうか、俺は GNOME、Xfce、LXDE と GTK+ のウィンドウマネージャばかり使ってきたけど、Qt もあるじゃないか。Qt アプリの Twitter クライアントはないか、Windows に移植されてないか、と探して見つけたのがこの qTwitter。

自分のタイムラインしか見られないのか、と思ったが、返信も DM も一つのタイムラインの中に統合して表示するらしい。Windows ではこれで Identi.ca と Twitter の両方にログインしている。つまりマルチアカウント。Twitter だけ OAuth 認証でのログイン。短縮 URL サービスのデフォルトは tr.im。

●Qwit

qTwitter は Debian squeeze や Ubuntu 10.04 LTS の公式リポジトリに入ってないが、代わりに Qwit というのが入っている。ただこれの Windows 版は zip アーカイブで、試しに unzip コマンドで展開してみたら普通にディレクトリが生成されてその中にファイルが現れるだけだった。Windows 用インストーラがない。ということは、普段使っている Windows の制限付きユーザーアカウントの My Documents フォルダ内で展開して qwit.exe を実行するだけでも使えるのか。それで使ってみたが、何度も落ちた。これでは使い物にならない。Windows 用インストーラもアンインストーラもある qTwitter にした。

ところで、なぜ突然 Identi.ca にアカウントを作って Twitter に転送するようにしたかというと、やはりオープンソースなシステムの方がいいということで。ココログフリーから WordPress.com に移って来た時に、クローズドソースの TypePad からオープンソースの WordPress へ、という大義名分を掲げてしまったので、マイクロブログもオープンソースでないとつじつまが合わないような気がしたのである。Twitter の Social Network Service としての側面を重視するなら、ずっと Twitter にいる方がいい。ユーザー数が多いから。でも俺の場合はそうでもない。ただひとこと言えればいい。本気で SNS をやろうと思ったら Facebook に行くと思う。日本人ユーザーがどのくらいいるか知らないが。

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