COLOR-HELIAR 75mm F2.5 + BESSA R3A

COLOR-HELIAR 75mm F2.5 / BESSA R3A

直前の記事で言及したコシナ フォクトレンダー HELIAR classic 75mm F1.8 が 9月23日に発売されたことで、COLOR-HELIAR 75mm F2.5 はブラックペイントも生産終了となったようだ。

生産終了のお知らせ

フォクトレンダーLマウント-レンズ

これまで BESSA R3A はコニカ M-HEXANON 50mm F2 一本だけで撮ってきた。次に買うレンズは、広角にしようかと最初は思っていた。COLOR-SKOPAR 25mm F4 P とか。でも広角は BESSA R3A のファインダーでは無理なので外付けファインダーが必要になるし、そうなると近距離ではパララックス(ファインダー像と実際に写る範囲とのずれ)が大きくなる。広角はデジタルでライブビューで撮る方が、ずれが全くなく視野率も100%で良い。となると R3A のファインダー内に視野枠のある 40mm か。もともと NOKTON classic 40mm F1.4 を買う予定でもあったし(2005年 4月 4日の記事)。

でも京セラ CONTAX T3 で 35mm という近い画角をすでに所有しているし、これが最短撮影距離 0.35m とかなり近づけるのに対し NOKTON classic 40mm F1.4 は最短 0.7m。50mm よりも広い範囲が写るわけだし、近づきたくても近づけないもどかしさを感じるかもしれない。「開放ではやわらかく、絞ればシャープ」という「レンズの味」に魅力を感じるかというと、そんなに絞り開放で撮るわけでもない。M-HEXANON 50mm でも F2 まで開くことはほとんどなく、開いて F2.8、多くは F4 〜 F8 で撮る。

ということで 75mm となった。90mm もあるが、BESSA は基線長が短いので、レンズの焦点距離が長くなると被写界深度が浅くなりピント精度に不安が出る。それにファインダーの 90mm 枠はかなり小さく実用的でないと感じた。

75mm で最短撮影距離 1.0m というのはどのくらいの範囲が写るのだろう、と思って M-HEXANON 50mm を付けたままファインダー視野枠を 75mm に変えてフォーカス位置 1.0m にして覗いてみたら、結構小さいものを大きく写せそうだ。一般にポートレートというと 85mm か 90mm だが、75mm で 1m まででも不満を感じることはなさそうだ。

コシナのサイトに HELIAR classic 75mm F1.8 の作例というのがあって、これを見ると案外広い範囲も撮れるように見える。同じ 75mm でも厳密には画角は同じではないが(COLOR-HELIAR は 32°、HELIAR classic は 33.2°)、50mm の時よりさらに被写体から離れれば同じくらいの範囲が撮れて、逆に近づけばより大きく写すこともできる、といったところか。

いつだったかデジカメの雑誌でペンタックスの DA70mmF2.4 Limited のポートレートの作例を見たことがあって、ペンタックス公称 107mm 相当の画角だけれども、思ったより広い範囲まで撮れていたりして、意外と自由度があるんだな、と思った。50mm 〜 100mm 程度までは撮影者が前後に動くことでそれほど変わらない写真が撮れるのだろう。

この COLOR-HELIAR、買おうと決めたのは昨年末で、今年春になったら買おうと思っていたのだが、もう少し待ってみようと思って、実際に買ったのは 6月末であった。他の焦点距離のレンズのように VM マウント化されるのを待っていたというのもある。買ってしまってから HELIAR classic が発表されて少し驚いたが、値段は若干高め、レンズ重量 427g と重い。COLOR-HELIAR は 230g。M-HEXANON 50mm F2 が 255g で、レンズ装着状態でカメラを机の上に置くとレンズの重みで前に倒れてしまっていた。

BESSA R3A / M-HEXANON 50mm F2

COLOR-HELIAR でもやはり前に倒れてしまう。この記事冒頭の写真ではわかりにくいかもしれないが。

実はこの COLOR-HELIAR、ネット通販で買って商品が届いて開けてみたら、レンズに汚れが見つかった。指先の指紋をちょっと付けたような汚れ。最前面のレンズの表面だったら拭き取れるかもしれないが、裏面か内部のレンズのようである。それでコシナに送り返そうと思って、購入店ではないがビックカメラに持っていって頼んだ。念のためレンズの製品番号を控えておいたが、帰ってきたレンズは同じ番号だったので、在庫の別のレンズに交換ではなく、送り返したレンズをクリーニングしたようである。すでに生産終了して在庫もなかったということか。4週間程かかったが、帰ってきたレンズは完璧に綺麗になっていたのでよしとしよう。保証期間内であるし送料も含めて 1円も取られなかった。

一つだけ気になることを言うと、帰ってきたレンズの納品書に株式会社ケンコーとある。確かに以前コシナ フォクトレンダー製品はケンコーが販売していて、この COLOR-HELIAR もその頃から販売されているものだが、今はケンコーではないはずである。2005年 9月に富士フイルムイメージング(2009年 2月に富士フイルムと統合)がコシナの Zeiss Ikon、BESSA の販売を開始というニュースリリースもあったし(2005年10月30日の記事参照)、フジフイルムモールでもコシナのカールツァイス・フォクトレンダー両ブランドのフィルムカメラ・レンズ・アクセサリーを販売している。販売担当は富士フイルムだろう。

追記: 2012年 8月17日

もう少し明るい写真を。Pinterestより。

 

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