噛Mintフニャンフニャン

人から譲り受けた古い PC が実家にあったので、これを Windows XP と Linux Mint 9 LXDE のデュアルブートにしようと画策したのが今年2010年 9月。

●128GBの壁

諸事情でスタンドアロン状態でのインストールだったが、Windows XP インストール後に Linux Mint 9 LXDE を何度インストールしてみても、起動時に「error: file not found.」とか「error: out of partition.」とか出て「grub rescue>」とプロンプトが出て止まってしまう。どういうことかと思ったら、古い PC および Windows には「128GBの壁」というのがあるらしく、128GBを超えるHDDを認識できないという。そういえば再インストール前にHDDを確認したら128GBとなっていて、中途半端な容量だな、と感じていた。Linux Mint 9 LXDE のインストーラは 250GB と認識している。どうやら前の所有者も譲り渡す前に Windows を再インストールして「128GBの壁」を越える措置をしなかったらしい。

じゃあ HDD の最初から 128GB までの中にすべてのパーティションの先頭部分が入っていればいいだろう、と思って最初から 50GB までを Windows XP、次の 1.5GB を Linux swap、そして残り約 198.5GB を Linux /(ルート)としたら、今度は何やら文字化けしたエラーメッセージがズラズラと出て「grub>」と出る。文字化けというより不可解な記号の羅列だったので、もしかしたらインストールの最初に日本語を選択して日本語インストーラでインストールしたのがよくなかったんじゃないか、英語インストーラだとどうか。

ここでやっと BIOS をアップデートし、英語インストーラでインストールしたらうまくいった。ただ、タイムゾーンを日本の東京にすると、インストール前に PC の時計を 9時間後に変更してしまう。例えば午後 9時にインストール作業を始めたら日時を翌日の午前 6時にしてしまう。PC 内蔵の時計が UTC に設定してあるという前提でインストールするのだろう。だからインストール終了後に BIOS の画面等で日時を修正しなければならない。

●日本語化、PPA for Lubuntu リポジトリの追加

後にインターネットに接続できる状態になった。Linux Mint 9 は Ubuntu 10.04 LTS Lucid Lynx ベースであるから Ubuntu のパッケージをそのまま入れて使える。以前 Xubuntu を日本語化した時のように Ubuntu Japanese Team の GPG 鍵とリポジトリを追加して ubuntu-desktop-ja をインストールした。

http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized

Linux Mint 9 LXDE は Lubuntu 10.04 ベースでもあるから PPA for Lubuntu のリポジトリも追加した。

https://launchpad.net/~lubuntu-desktop/+archive/ppa

コマンドは

sudo add-apt-repository ppa:lubuntu-desktop/ppa

だったか。これで pcmanfm2 が 0.9.7 にアップデートされた。

●削除したもの、インストールしたもの

削除したもの: ubuntu-ja-setup-helper、ubuntu-desktop-ja、mint-search-addon、mint-stylish-addon

インストールしたもの: jd、pino他

Ubuntu の「日本語環境セットアップ・ヘルパ」は Mint では使えないようなので削除した。同時に ubuntu-desktop-ja も依存関係で削除せざるを得なかった。これは日本語化のために他のパッケージを連れてくるだけのものなので、役割を終えたら削除して構わない。

mint-search-addon、mint-stylish-addon は Mint 版 Firefox 独自のアドオンであるが、Firefox は普通に使いたいので削除した。

ただこの 2つを削除する前からなのだが、Firefox のロケーションバー右の検索ボックスが全く使えない状態になっていた。それでホームディレクトリの

~/.mozilla/firefox/<ランダムな文字列>.default/

以下に searchplugins というディレクトリを作って、そこに amazon-jp.xml 等を置いた。わざわざ mozilla.jp/firefox/ へ行って tar.bz2 をダウンロードして展開してその中から引き抜いた。

●OAuth認証非対応の Pino 0.2.11 で Twitter にログインする方法

Gwibber でなく Pino を使うことにした。これもここにあるようにリポジトリを追加してインストール。

Twitter は OAuth 認証でのログインしか受け付けなくなったので、OAuth 非対応の Pino 0.2.11 では Identi.ca だけログインしていたが、Twitter にログインする方法があることを知った。

How To Get Pino Without OAuth To Work With Twitter Again

http://www.supertweet.net/ へ行って Sign in with Twitter ボタンを押し Twitter アカウント名とパスワードを入れて「許可する」ボタンを押す。Status の下の Activate をクリックし、Twitter ログインパスワードとは異なるパスワードを入れて Submit をクリックする。あとは Pino の設定でサービスは Other を選びその下に http://api.supertweet.net/1/ と入れる。アカウント名は Twitter のものでパスワードは supertweet.net 用に先ほど作ったもの。これでログインできるようになった。Pino の代わりに supertweet.net が OAuth で Twitter にログインしてくれるというわけだ。

●NVIDIAのプロプライエタリなドライバ

ビデオカードが NVIDIA GeForce4 MX 420 で、NVIDIA のプロプライエタリなドライバをインストールする場合は nvidia-96 になるらしい。これは当初インストールされてなかった。インストールしなくても X は動作するようだ。ただ YouTube の動画をブラウザで再生してフルスクリーン表示にするとコマ落ちするので、nvidia-96 をインストールした。

するとコマ落ちはしなくなったが、今度は GRUB と LXDM の間のスプラッシュスクリーンで Linux Mint のロゴが表示されなくなり、コンソールの解像度も VGA くらいになってしまった。

Plymouth – How to improve the resolution

それで startupmanager をインストールして解像度等を正しく設定したら元に戻った。/etc/X11/xorg.conf を直接編集してもいいらしいのだがこの方が簡単だった。ところで nvidia-96 を入れるまで xorg.conf というファイルは存在しなかったようだ。最近の X は xorg.conf すら必要としないのか。startupmanager その他は後に削除した。

NVIDIA DRIVERS 96.43.19 Certified

Ubuntu Lucid 向けに用意されている nvidia-96 は 96.43.17 で最新版は 96.43.19 のようだが、これは X.Org 1.9、X.Org 1.8 に対応したというだけで、Ubuntu Lucid/Mint 9 の X.Org は 1.7.5 なので必要ないだろう。96.43.17 に致命的なセキュリティホールでもあれば別だが。

●Chromium ブラウザが gecko-mediaplayer プラグインを認識しない

Ubuntu Lucid のリポジトリから Chromium ブラウザ 8 をインストールしたら、gnome-mplayer の Firefox 向けプラグインである gecko-mediaplayer を認識していない。

Issue 24507 – chromium – Gecko mediaplayer hangs the browser

どうやら Chromium ブラウザは gecko-mediaplayer をブラックリストにして認識しないようにしているらしい。時々ハング/クラッシュするという理由から。ただし上の Comment 59 によれば、gecko-mediaplayer が –without-gconf フラグでビルドされていれば問題は起きないという。Ubuntu Lucid の gecko-mediaplayer は –with-gconf でビルドされているという。

ブラウザを Firefox と Chromium の 2つ使う理由がなくなったので Chromium ブラウザは削除した。ちなみに Chromium ブラウザをインストールしたら、Windows で言うところの「既定のブラウザ」が Chromium になってしまっていた。これを Firefox に戻すには

sudo update-alternatives –config x-www-browser

として Firefox を選択すれば良いだろう。Chromium を削除した場合はこれは必要ない。

ところでこれまで Linux には必ず Emacs をインストールしていたが、今回 Mint 9 には Emacs を入れていない。この文章は Debian lenny の Emacs で書いたが、このブログの直前の記事は Mint 9 LXDE の Leafpad で書いた。設定ファイルは nano で編集できるし、やっと Emacs を卒業できそうだ。

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