一眼レフの時代は終わるのか

米Eastman Kodakが連邦破産法第11章の適用を受けて経営再建に入り、写真フィルム市場はよりいっそう縮小するだろう。そろそろ本当にデジタルに移行しようか。と言ってもすでに本命はオリンパス PEN mini E-PM1 でほぼ決まっているんだけど、それ以外の選択肢も考えてみる。

自分が欲しいレンズは広角単焦点またはズーム・標準マクロ・中望遠あたり。一眼レフよりはいわゆるミラーレス一眼。

●ソニーαNEX-5N、E 30mm F3.5 Macro

ミラーレス一眼向けレンズで標準マクロは今のところこれしかない。30mm F3.5というのが被写界深度の点で不満。F2.8にしてほしかった。画角も45mm相当よりもう少し狭く、実焦点距離35mmの方が良かった。それでもどうしても標準マクロが欲しいのならこれでもいいのだが、E-PM1と比較してαNEX-5Nってなかなか値下がりしない。それと自分にとってもっと重要な広角レンズが E 16mm F2.8 パンケーキしかない。パンケーキレンズは小型化によって画質を犠牲にしているのでいらない。

FUJIFILM X-Pro1

“X-Trans CMOS” やハイブリッドマルチビューファインダーなど魅力的な部分はいくつもあるが、やはり高価なので今は手がでない。銀塩カメラも併用するし、撮像素子や画像処理の技術はまだ発展途上であろうから、カメラにあまりお金をかけたくない。将来的には検討対象。

●Nikon 1 J1、PENTAX K-01、リコーGXR用24-85mm相当F3.5-5.5ユニット

Nikon 1 J1は撮像素子の面積がマイクロフォーサーズの半分強。4/3型が限界だと思ってきたのでこれより小さいものはいらない。マウントアダプターを介してニコンFマウントレンズを使おうとすると、画角は焦点距離x2.7となってしまい狭くなりすぎる。28mmのレンズが75.6mm相当。そしてそのレンズの中央部分だけを使って写真を撮るので、その小さなイメージサークルで1010万画素を解像する能力のあるレンズでなければならない。J1はゴミ・ホコリ除去機構を搭載していない。

PENTAX K-01にはあきれた。Kマウントのままミラーレス化することにどんな意味があるのか。Kマウントなら一眼レフのままでいい。ミラーも光学ファインダーもある方がいい。コントラストAFだけでなく位相差AFもできる方がいい。普通に K-r の後継機として一眼レフを作ってくれればいいのに。Kマウントのままだとフランジバックが長すぎてボディを薄型化できない。だからパナソニック/オリンパスもソニーもニコンも富士フイルムも新たなマウントを作ってきたのだ。

リコーGXR用ユニット「A16 24-85mm F3.5-5.5」は撮像素子がAPS-Cサイズ1620万画素、実焦点距離15.7-55.5mm。画角はともかくF値が平凡、GXRはこのユニット以外不要なのでユニット交換式である意味がない。これに加えて例えばライカMマウントユニット「GXR MOUNT A12」を買うとすると、画素数の違うAPS-Cサイズ撮像素子を2つ買わされる羽目になる。しかもこちらはローパスフィルターレスではないので画像処理も違う。カメラを2つ持つのと同じである。そんな無駄は嫌だ。

●パナソニック12-35mm F2.8、オリンパス60mm F2.8 Macro

結論はやはりマイクロフォーサーズということで、期待しているレンズについて。

【CES/PMA】パナソニック、大口径Xレンズ「12-35mm F2.8」「35-100mm F2.8」を展示 (デジカメWatch、2012年 1月12日)

12-35mm F2.8に期待。2012年に発売予定らしい。「Xレンズ」で高価かもしれないが。ズームリングがあるので電動ズームではないようだ。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」の開発について (オリンパスイメージング、2012年 2月 8日)

60mm F2.8 Macroに期待。これも2012年年内発売予定とのこと。

●シグマ DP1 Merrill

シグマもマイクロフォーサーズとソニーEマウントレンズを発表したが、19mm F2.8 EX DN、30mm F2.8 EX DNいずれも期待外れであった。だが改良された Foveon X3 センサー(SD1とは同等)搭載のDP1 Merrill、DP2 Merrillがこの2つのレンズと同じ焦点距離・F値のようだ。

シグマ、4,600万画素Foveon X3搭載コンパクト「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」を開発発表 (デジカメWatch、2012年 2月 8日)

広角単焦点の DP1 Merrill に関心がある。ただ Foveon X3 はRAWで撮ってこそ活きると言われているので、RAWで撮ったままあまり現像処理せずに死蔵してしまう恐れもある。それから高感度画質はどうなのか。レンズは 16.6mm F4 の DP1x より1段明るくなったが。

●オリンパス OM-D

最後にオリンパス OM-D について。マイクロフォーサーズシステムで PEN シリーズとは別に「OM-D」というシリーズを新たに設けて、それの第1弾が E-M5 ということのようだ。自分は EVF は不要と思っているので PEN でいいのだが、OMマウントじゃないのにOMを名乗っていいのか?と思ったのだが、そういえばキヤノンIXYも元はAPSフィルムカメラのブランド、「IXY」という名称もたぶんAPSフィルムの名称「IX240」から来ているのではないか。そのIXYがAPS-Cサイズ撮像素子すら搭載しようとしないのだから、OM-Dも別にいいか。ただ、OMはレンズマウント基部にシャッター速度ダイヤルがあるのが特徴だったので、それを模したコントロールダイヤルをレンズマウント基部に備えてほしかった。

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