超スローボールの駆け引き

<高校野球>東海大四・西嶋投手の超スローボールの是非 THE PAGE、2014年8月16日

「是非」とか賛否両論が出てくるあたり、高校野球の異常性が見えてくる。

元プロ野球選手で高校野球監督に就任した第1号として瀬戸内高校で長らく監督を務めた後原(せどはら)富氏に意見を求めたが、逆に肯定的な意見。「相手チームの監督にすれば腹立たしいし、ふざけたピッチングに見えないこともない。確かに教育の実践の場としての高校野球で、“ああいうボール”を使うことが果たしていいのか悪いのかという議論はあるだろう。野球は、頭を使った化かし合いのスポーツ。個人的には大賛成」。瀬戸内高校監督時代に後原氏は、プロ時代に習ったセカンド、ショートに偽装の動きをさせるピックアッププレーを使い、一部メディアから「高校野球で、あるまじきプレー」という批判を受けたことがある。だが、ルールブックで禁止されていない頭を使ったプレーを非難されることの方がおかしい。

日本学生野球憲章というのがあって、高校野球は「教育活動の一環」とされている。こういうのは「フェアプレー」じゃない、という意見もあるのかもしれないが、野球に限らずどんなスポーツでも、対戦相手との駆け引きというのはある。こういう駆け引きを通じてスポーツというものを知る、というのも教育として必要なのではないか。じゃあ高校総体ではどうなんだろうか。

追記: 8月18日

ダルビッシュ投手、西嶋投手の超スローボールを擁護 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、2014年8月18日

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