AKBファンは「テレビタレント」「アイドル」しか求めてない

●AKB48はピンチ?

AKB48総選挙:まゆゆ「AKBはピンチ」 卒業相次ぎメンバーに危機感? MANTANWEB、2016年6月19日

2位に入ったAKB48の渡辺麻友さんは「AKB48はピンチだと思います」と発言。「たくさんの先輩方が卒業して、今いるメンバーだけではカバーできない部分もあります。先輩たちが作ったAKB48を終わらせたくはありません。これからも、この先もAKB48グループが何十年先もたくさんの方から愛されるグループでありますように、成長させてくださったグループに感謝の気持ちを込めて、未来のためにこれからもグループのために貢献していきたい」と話した。

AKB48がピンチだとしたら、なぜだろうか?それは後で述べる。

●AKBファンは舞台女優が嫌い

2012年から昨年2015年まで必ずランクインしてきた、順位も38位から47位だった田野優花が、今年2016年は圏外(81位以下)に落ちた。佐藤すみれは75位、ギリギリでのランクイン。この2人を知っている業界人で、こう思った人がいたんじゃないか。

「役者として実力があっても、アイドルオタクには好まれないんだなあ。AKBの総選挙の順位って、当てにならないね」

AKB48運営会社が関与しない、外部の舞台やミュージカルに何度も出演し、それなりの評価を得ているこの2人が、AKB総選挙では順位が低い。AKBファンはどうやら「アイドルらしい人」が好きらしい。舞台演劇を活動の中心にしている人は「アイドルらしくない」から好きじゃないんだろう。好みが偏っている。

AKBファンは基本的に、AKB運営会社が各メンバーに割り当てる仕事、48グループメンバーが1人ずつたくさん出演するドラマとか、グループメンバーだけでの舞台とかしか見ていない。だからAKB運営が関与してない外部の仕事が多い田野優花や佐藤すみれを見る機会が少ない。それでも佐藤すみれはミュージカル「AKB49~恋愛禁止条例~」SKE48単独公演の今年4月の公演で、重要な役を演じて、評判もそれなりに良かったようなのだが、総選挙では昨年よりも得票数を減らしている。運営からもらった仕事で全力を尽くしても票数が減る。AKB総選挙においては「努力は必ず報われる」は大嘘だったんだ。

この2人以外でも、藤田奈那や小嶋菜月など、AKB運営が関与しない外部の舞台の仕事を何度ももらって活動している人が何人もいる。でもこの2人も総選挙では一度もランクインしてない。これから長く芸能活動を続けていくことを考えると、舞台経験は本人にとっては財産になるのだが、AKBファンの多くはそれを評価しないらしい。舞台女優はAKBにはいらない、ということか。

●「アイドル」を軽蔑する人々もいる

総選挙投票期間中の佐藤すみれのツイート。

「アイドルだからってマイナスのイメージを持たれたり」というのは映画「燐寸少女」のことだろう。漫画が実写化されると聞くと原作の読者が拒絶反応を示す、というのは最近よくあるパターンだが、この映画に関するニュースがネットで流れるたびに、主演はSKE48の佐藤すみれ、と報じられていたので、あのAKBが映画作るのかよ、どうせ大根役者が出てきて映画館はキモいアイドルオタクばかりなんだろ、と思われてしまったのだろう。この映画にAKB運営会社は一切関与してないはずだが(関与してたら島崎遥香主演「劇場霊」のようにAKBメンバーが多数出演するスピンオフドラマが作られたりするだろう)、「SKE48」という肩書きが邪魔になった一例である。

AKBファンの多数派から支持されず、アイドル嫌いの人々から軽蔑されるという悲劇。

実写化クソくらえ!かと思いきや…映画「燐寸少女」油断していてやられた NAVER まとめ

●もう票数は増えない、偏向しているファンを信じるな

今年2016年の総選挙結果

昨年2015年の総選挙結果

今年の総選挙において指原莉乃の得票数が圧倒的に多いのは、AKBファンの多数派はテレビのバラエティ番組しか見ていない、ということだろう。芸能界の仕事というのはテレビ以外にもたくさんあるのだが。

そして例えば宮脇咲良は昨年7位、今年6位と順位を上げているが、得票数は減っている。今年はモバイルサービスで1票324円で投票できる票数が増えたり、他にも投票手段が増えたのだが、ランクインメンバーの得票数はそれほど増えていない。もうAKB総選挙の “高度成長” の時代は終わったのだろう。

今年7位だった須田亜香里のブログ。

#須田亜香里 #選抜総選挙を終えて SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba、2016年6月21日

さあ、
次の目標は何にしようか^^

総選挙の順位を上げる以外に目標がなかったのか。

ほとんど握手会における「釣り」だけで、接客テクニックだけで7位まで上りつめたようなものだが、芸能界は接客テクニックだけで生き残っていけるものではない。

総選挙順位至上主義への疑問 2014年6月8日

AKB的人気至上主義だけでは芸能界で生き残れない 2015年3月8日

須田は何になりたいのか。芸能界で何をやりたいのか。SKEに7年近くいてそれがまだ決まってない人を応援する気にはなれない。でもAKB48グループのファンの多数派は、こういう「アイドル」でありたいと願う人、ずっと「会いに行けるアイドル」として自分を喜ばせてくれる人を支持するようだ。AKBファンはずっと竜宮城で鯛やヒラメの舞い踊りを見ていたいらしい。でも時間は過ぎて行く。いつか玉手箱を開けた時どうなるか。乙姫様もいつまでも竜宮城=AKB48劇場などにいるわけではない。

舞台等の外部の仕事を評価しないことも含めて、AKBファンの嗜好は偏っている。偏向している人々による人気投票の順位など信用できないし、本気で芸能界で活動することを考えるなら、ファンの求めるように振る舞うだけでは駄目だろう。AKB48がピンチだとしたら、ファンが「劣化」したからである。

AKBファンにとってアイドルは使い捨ての商品でしかない 2015年5月21日、Google+に転載

劣化したファンと心中したくなかったら、時機を見てAKB48グループから脱出した方がいい。選抜常連の人気メンバーであっても。

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