Google+や昔からある分散型SNSを知らない人がマストドンにハマっていく

Twitter炎上に見るネット世論とバベルの塔 そしてマストドン出現へ : 情熱のミーム 清水亮 Engadget 日本版、2017年5月7日

多様な価値観を認めよう、というだけでは価値相対主義で止まってしまうんじゃないか。炎上を避けるために「自分が心地よい相手とだけ連合すればいい」と言っていると、価値観の違う人との建設的な議論もなくなってしまうだろう。

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pump.io、Google+からMediumへ

●pump.io(Identi.ca)をあきらめる

昨年12月にpump.io(Identi.ca)を休止すると書いたが、https://identi.caの「SSL サーバー証明書」は数か月おきに有効期限が切れて、Webブラウザでアクセスできなく(しにくく)なる。現在はアクセスできているがまた今年5月7日を過ぎると一時的に見られなくなるだろう。pump.ioを導入している他のサーバは、やはり有効期限が切れていたり、全くアクセスできなかったり。pump.ioというソフトウェアの方はどうか知らないが、Identi.caというサーバはSNSとしても簡易ブログとしても、もう使えない。

●Google+投稿は読みにくい、読まれない

pump.ioはHTMLタグを一部使えるけれども、Google+では使えないので、リンクをいくつも張る時などはわかりやすく記述できない。それに多くの人がSNSとして、Twitterと同じような感覚で利用しているので、長文になると読まれにくい。

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pump.io(Identi.ca)も休止

pump2rssという、pump.ioへの投稿のRSSフィードを自動生成してくれるサービスがあって、HootsuiteにはRSSフィードが更新されたら自動でSNSに投稿してくれる機能があるので、これらを利用して、pump.ioに投稿したらTwitterに自動通知ツイートするようにしていたのだが(2016年5月1日の投稿)、pump2rssがアクセスできなくなっていた。

これでは手動で通知ツイートするしかない。他の方法が見つからないので、pump.io(Identi.ca)も投稿をとりあえず休止する。

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休止

2005年2月頃にブログを書き始めたのは、Linuxディストリビューションをインストールして使っていて何らかのトラブルに遭遇して、解決した際に、解決方法がWeb上に書いてないようであれば、それを自分が書いておかねばならない、という動機からであった。

オープンソースのソフトウェアには知識を無償で共有するという文化があって、Linuxディストリビューションを使っていてわからないことがあったりトラブルに遭遇した時は、Webで検索すればたいていの解決策が見つかる。先人が無償で公開した知識によって恩恵を受けてきたので、自分で解決策を見出した時はそれを公開するべきである。後続の人々のために。

でも今ではそういう状況もほとんどなくなった。自分の言いたいことを書いて読んでもらいたい、という欲求もあったが、今はTwitter等のSNSで発信した方が多くの人に読まれるようである。言いたいことを吟味して無駄をそぎ落としていくと、案外140字以内にまとまってしまう、というのもある。読む側からすると、長文を読むのは面倒だろうし、どこの馬の骨ともわからぬ一般人の意見だし、だからできるだけ短くまとめるようになった。

毎月最低1件はブログ記事を投稿するようにしてきたが、今月を最後にそれはやめる。今後はどうしても書いておきたい長文がある時だけ投稿する。SNSは継続して投稿する。TwitterGoogle+pump.ioとあるが、pump.io(Identi.ca)は10月に入ってから投稿してないのでこれも休止となるかもしれない。

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FacebookアカウントなしでもMessengerが使えるようになった―普遍サービス実現への重要な一歩

Facebookアカウントなしでも「Messenger」が利用可能に CNET Japan、2015年6月25日

電話番号と名前と、写真も必要らしい。LINEを使用したくないのでFacebook Messengerがそうなるなら、と思ったがどうだろう。普及すれば、次世代の「電話」と言えるものになりそうだが。SMSはTwitterのダイレクトメッセージも使いやすくなる。Twitterはすでにアカウントを持っている。

Twitter、DMの140文字制限を撤廃。メッセージングに本腰 TechCrunch Japan、2015年6月12日

Twitterのダイレクトメッセージから140文字制限が撤廃されることが判明 GIGAZINE、2015年6月12日

TwitterがDMの140字制限を1万字に拡大。開発者は7月までに要対応 Engadget Japanese、2015年6月12日

TechCrunch Japan

FacebookはこのSNSが嫌いな人々にもMessengerは使ってもらいたいと考えている。そこでFacebookはFacebookアカウントなしでMessengerにアカウントが作れるようにした。ユーザーはサインアップにあたってフルネーム、電話番号を入力するだけでよい。新しいサインアップはアメリカ、カナダ、ペルー、ベネズエラでは今日から利用できる。他地域にも順次拡大される。

Facebookは2012年にインドその他の地域でアカウントなしでのMessengerの利用をAndroid版アプリとしてテストしたことがあった。しかしこのテストは数ヶ月で終了した。私の取材に対してMessengerの責任者、David Marcusは「2年前のわれわれは〔モバイル化の〕過渡期だった。現在われわれはまだMessengerを使っていない少数の人々、いわば『ラスト・ワン・マイル』の層をMessengerに取り込む試みができるようになった。われわれはFacebookを使いたくない、あるいは事情によってFacebookが使えない人々にもMessengerを提供することにした」と語った。

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初めてMessengerを使おうとすると「Facebookでログイン」に並んで「Messengerにサインアップ」というボタンが表示される。Messengerでサインアップする際に、電話番号を入力すると、Facebookは他のMessengerの連絡先を検索し、その電話番号を登録しているユーザーをリストアップする。これが「FacebookアカウントなしのMessengerユーザー」にとってのソーシャルグラフとなる。

Marcusはこの新しい方針は中国に再進出するための布石ではないと強く否定した。中国政権はFacebookの所有する全IPアドレスをブロックしているので、Facebookアカウントの有無にかかわらず、Messengerも検閲にひっかかることは確実だという。

Messengerはどこへ向かう?

最近、Facebookはユーザー間の支払機能新しい位置情報共有専用ウェブ・アプリVOIPビデオ通話、画像や音声のメッセージをやりとりするためのアプリのプラットフォームMessengerゲームなどMessengerの機能を立て続けに拡張している。

Marcusは「Messengerの次のビッグ・プロジェクトはエンタープライズ向けのMessenger For Businessの開発だ」と語った。これはさまざまなバーティカル〔業種〕 に対応したシステムとなり、たとえば、オンライン通販会社は、手間がかかって効率の悪い電話やメールの代わりにMessengerを利用して顧客サポートができるようになるという。またMessengerのプラットフォームを利用してサードパーティーがアプリを開発する環境の整備にも力を入れていく。

成長、成長、成長

こうした努力の背後にあるのは何としても急成長を維持しなければならないという事情だ。

月間ユーザー7億人というMessengerはすでに巨大なサービスだが、SMS市場を制するためには全世界にあまねく普及する普遍的サービスとなることが必要だ。つまり「自分の知り合いは全員がMessengerを使っている」という状況を一刻も早く作り出さねばならない。そうなればユーザーはオンライン生活のすべてをFacebook圏内で済ませ、わざわざ外へ出ていくことがなくなる。

今回のMessengerだけでサインアップできるという方針は、Facebookの普及がすでに飽和点に近づいたアメリカやイギリスのような市場で、なんらかの理由でFacebookを使うのを止めてしまったり、もともと加わりたくないと考えていた人々をFacebook圏内に呼び戻すのが狙いだ。

一方でFacebookがまだ普及の途上にある多くの地域では無料SMSが急速に人気を高めている。そこでこうした市場ではMessengerは「Facebook.入門」の役割を期待される。

「こうした市場で〔普及を持続させるには〕FacebookのアカウントがないユーザーにもMessengerは使ってもらうようにすることが必須だ。われわれはFacebookプラットフォームに文字通り全員が参加するまで努力を止めない。友人、知人のすべてが参加すればプラットフォームのユーザー体験は比較にならないほどアップする」とMarcusは説明した。

David Marcus F8

F8カンファレンスでプレゼンするMessengerの責任者、David Marcus

Marcusは「一部の人々はイデオロギー的理由などからわれわれに否定的だ」とFacebookを嫌う人々がいることも率直に認めた。もっともFacebookの過去についてMarcusに直接の責任はない。Marcusは昨年、PayPalのプレジデントだったときにMessengerの責任者にスカウトされた。Marcusの指揮の下でユーザーは2億人から7億人へと驚くべき急成長を遂げた。

MessengerはFacebookにとって「ドアの隙間に突っ込んだつま先」のようなものだ。Messengerのユーザーは連絡相手のFacebookプロフィールやその写真を見ることができる。好奇心を刺激され、やがてFacebookにサインアップしようと考えるユーザーも多く出るだろう。FacebookはMessengerで収益化を図っておらず、広告は本体のニュースフィードにしか表示されないから、Facebookユーザーが増えることは売上のアップに直結する。

要約すれば、Facebookは「Facebookやニュースフィードを嫌うユーザーがいてもチャットするのが嫌いなユーザーはいない」と考えてMessengerのサインアップを独立させたのだろう。おそらくは賢明な判断だ。.

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(翻訳:滑川海彦@FacebookGoogle+

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